いきなりレールガン女子高生

第998話「夢の対戦」

午後七時のナメック星。

魔人ブウが現れた。

ナメック星はフリーザ（一般人が想定する宇宙の帝王を指す言葉。金になれるようになった）よりもずっと恐ろしい生命体に襲われることになったが、フリーザですらどうにもならないナメック星人たちでは対処のしようがなく全員チョコにされて食われた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でネイルを強化した。

ネイルはナメック星において唯一の戦闘タイプと呼ばれ、ナメック星人の中でも非常に高い実力を持っていた。とはいえフリーザに勝利することは叶わなかった程度の実力者を強化したところでどうしようもないだろう、ブウはネイルを挑発する。だがレールガン女子高生によって引き出された彼の潜在能力は魔人に匹敵するほどにまでなっていた。顔がへこんでいることを理解して初めて、ブウは自分が殴られたことに気付いた。見えない――速い。今度はネイルがブウを挑発する。来い、相手をしてやろう。

ドリームマッチが始まった。