第996話「出撃、半魚人ロボ」
午前五時のマリアナ海溝。
侵略兵器が現れた。
半魚人は人間(一般人が想定するヒトを指す言葉。特に人間と呼ぶ場合、社会的な在り方や人格といったものを概念としての中心に据えている)よりもずっと優れた生物であることを自称している。故に人間が地上の支配者として振舞っている現代を許容し難く、侵略兵器として巨大ロボットを設計、遂に完成までこぎ着けた。半魚人手製のロボットはマリアナ海溝から出撃、その堂々たる姿を地上に現した。しかし半魚人と人間のデザインセンスは乖離していたため、出てきて早々めちゃくちゃ馬鹿にされた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で簡単に人を馬鹿にしてはいけないと教育した。
様々な考察を踏まえた上でデザインを馬鹿にして、半魚人は泣いて海溝に帰っていった。
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