第924話「敗北」

午前零時の首都。

十二の獣の呼び名を持つ強者たちが現れた。

子は亥(一般人が想定する身勝手で型破りな風来坊を指す言葉。猪突猛進、ひたすらに力技かと思いきや、柔軟な発想と幅広い知識でなんでも臨機応変に対応する多才な人物)よりもずっと話術の巧みさと腹黒さを持つ策略家として近しい人物たちには知られているが、その実、二人は似通った思考パターンをしており、子は亥に対して同族嫌悪のような悪感情を抱いているのであった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で仲良くすることの意義を説明した。

が、二人ともレールガン女子高生よりべしゃりが上手かったので言い負けた。

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