第907話「我々は南米へと飛んだが」

午後十時の遺跡。

黄金のレールガンを持つ土偶が現れた。

探検隊は現代文明(一般人が想定する今の文明を指す言葉。古代の遺産でなんとか生き永らえている)よりもずっと高い技術力を持っていたとされる旧時代の遺跡を調査していたが、レールガン女子高生信仰に関連すると思われる出土品はこの土偶くらいだった。かつて世界で広く信仰されていたとされるレールガン女子高生だが、レールガン女子高生の実態はいまだ雲を掴むような話となっており本当に信仰がなされていたのかさえ疑わしいというのが最新の研究だ。探検隊は真実を探るため、南米までやってきたのだ。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で日本国内を調査するよう指示した。

レールガン女子高生は日本に比較的多く滞在していたのである。

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