午前十時の小学校。

夢具現化装置により自立型女子小学生兵器としての己を取り戻してしまった少女が現れた。

悪の組織は夢具現化装置（悪の組織が想定する夢を具現化することによって現実を混沌に陥れることを目的とした兵器を指す言葉。第738話にて登場）よりもずっと良い兵器がないか検討を続けていたが、今のところ思いつかなかったので装置改修の方向へ舵を切っていた。改良された兵器はさくらちゃんとゆきのちゃんという二人の小学生に致命的な影響を与え、二人の女児は小学校を制圧、教師と学生を人質に町の蹂躙を開始する。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で町を救うことはせずに隠れ家で観戦の用意を始めた。

本当に致命的な状況になったら登場しようと思っていた。