第806話「変態は死ね」
午後零時の理容所。
食髪鬼が現れた。
人間は髪(一般人が想定する頭髪を指す言葉。硬質タンパク質による三重構造で形成されている)よりもずっと栄養のある食べ物を摂取するのが基本設計だったが、その男は髪を食べることに妄執しており、散髪と偽って利用客の頭を刈り取ってから髪をしゃぶる狂人だった。今日の客は可愛らしい女子高生、男は女子高生の頭を刈り取った経験はなかったので興奮のあまり勃起が止まらなくなってしまった。目を閉じ、頭を差し出した女子高生の首に向かって刃を振る。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で食髪鬼を殺害した。
これぞ天罰である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます