第795話「欲望と義務と」
午後七時の自宅。
眠気に抗って作業を続ける青年が現れた。
青年は全力(一般人が想定するフルパワーを指す言葉。たとえそれで届かなくともまだ三倍界王拳が残っている)よりもずっと力を抜いて日々の活動に取り組んでいるつもりだったが、結局抱えているタスクが多すぎるので並行して処理せざるを得ない状況に常日頃から追い詰められており、ひとつひとつに対してそこまで力は使っていなくともフルスペックを回さないといけない非常に非効率的な生き方をしていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でいくつかのタスクを忘却させた。
集中して片付けていく方が心身に良いので、皆さんもひとつのことに集中して取り組みましょう。
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