第750話「読者に媚びろ」

午前三時の異世界。

超異次元魔法により消滅しかけた勇者が現れた。

勇者は魔王(一般人が想定する魔物の王を指す言葉。強く優秀な者が次代を継ぐため、血筋は基本的に関係がない)よりもずっと血を継ぐことを重要視してきたためまともな子供が生まれるわけもなく、実力主義の魔王が放った魔法に飲まれ消えていた。そこで祖父から預かったペンダントが光り輝く、代々受け継がれてきたそのペンダントにこそ異次元魔法への対抗策として練られた神の御業たる術が秘められており反射した自身の魔法に魔王は飲まれ消えかけたが忠臣たる淫魔が代わり犠牲となった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で久々なのだからもう少し読みやすい話を書けと作者を消し飛ばした。

舞台が現代に戻ってきた。

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