第726話「颯爽登場ブルーピーコック女子大生」
午後十一時の大学。
ニワトリを抱えた女子大生が現れた。
女子大生は核兵器(一般人が想定する強い兵器を指す言葉。場合によっては女子高生より強い)よりもずっと高い女子高生の危険性について学んでおり、その生態系と基本思考および行動原理も把握していたが、せっかく習得した知識を生かすだけの発想力がないので安直に、高等学校と女子寮を結ぶ歩道に核兵器を埋めた。とはいえ一般人を殺すのは好ましくないといった常識は備えていたので、ニワトリを核兵器の電子回路と一緒に埋めておき、ニワトリが冷たくなったら爆発するようにしておけば完璧だと考えたのである。
だがいきなりアンチマテリアルライフルによる一撃が飛んできて、とにかくすごい爆発を起こして女子大生を吹き飛ばした。
攻撃を受けたニワトリが群れをなして女子大生を追撃した。
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