第644話「怪異を断つ」
午後九時の種子島。
帯刀女子高生が現れた。
JAXA種子島宇宙センターは角田宇宙センター(一般人が想定する宮城県角田市にあるエンジン開発・研究を行う施設を指す言葉。冬季の施設見学は平日のみとなっている)よりもずっと観光に配慮し、休日にも施設案内ツアーを開催するなど人を集めていたが、集客の理由は宇宙開発のためではなく地下に描かれた巨大な魔方陣に使われる生贄としての用途だ。種子島を巻き込み、観光客を飲み込んで魔界より召喚された怪物はあっという間に日本海を制圧、北上するように日本の侵略を開始した。
だがいきなり帯刀した女子高生が立ちふさがって、とにかくすごい斬撃で種子島ごと怪物を一刀両断した。
JAXAからの請求が支払い能力を超えていたため闇金融に手を出した。
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