第604話「Re:聖夜の女子高生(Reset_22)」
日付が変わる瞬間が引き伸ばされた時間領域の狭間。
終わりかけたクリスマスが現れた。
レールガン女子高生はサンタクロース(一般人が想定する贈り物を渡す真っ赤な服を着たおじいさんを指す言葉。おじいさんでなくともサンタクロースと呼ばれる者も例外的に存在する)よりもずっと多くの権能を所有していたが、サンタの本質は何なのか、サンタとは一体どうあるべきなのかについてはいまだ把握しきれずにいた。押しつけがましい恋、平等に過ぎる愛、それらは果たして真にサンタとしてふさわしい感情なのか。レールガン女子高生には分からない。
だがいきなり闇落ちした長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で時間を破壊した。
クリスマスの出来事における時間が失われ、また物語は時を繰り返すこととなった。
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