午後五時の電車。

泳ぎ疲れて眠るブランダーバス女子高生が現れた。

兵器女子高生は一般人（一般人が想定する女子高生や女子大生などの一部特異存在ではない生命体を指す言葉。カーストの下位に属する）よりもずっと体力があるものの、さすがに川を下って海で何時間も遊べば眠りたくもなるというものだった。いつも元気で明るいブランダーバス女子高生が静かに穏やかな表情で眠っている姿は想像以上に尊いもので、周囲の女子高生たちがほっこりした。

レールガン女子高生がいきなりハンカチを持ってきて、おやすみ中のブランダーバス女子高生のよだれを拭ってあげた。

ゆったりとした良い一日だったなと思った。