第516話「二日目西お33b「いレ生製作委員会」にて頒布」

午前二時の平日。

完成原稿を天に掲げる同人作家が現れた。

執筆は編集(同人作家が想定するいまだ慣れない作業を指す言葉。正直面倒くさい)よりもずっと楽だったので、ずっと小説を書くだけでもいいのではないかと思ったこともある。けれど、同人誌が欲しい。自分の小説を本にしたい。物理書籍として、手元に置いておきたい。カバーイラストや皆さんからいただく原稿を読みたい。そういった気持ちで、なんとか編集作業を終えたのだった。

そこにいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい校正で原稿のミスをなくした。

C94二日目西お33b「いレ生製作委員会」で2冊目の同人誌が頒布される運びとなった。

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