第497話「欲望と身体は大切に」

午後二時の職場。

睡魔に襲われる社員が現れた。

社員は昼食(一般人が想定する十一時から二時程度の時間帯にとる食事を指す言葉。勤務上昼食が可能な時間が限られる場合も多く、正直クソだと思う)よりもずっと夕食に力を入れていたが、だからといって昼食を抜くわけにもいかなかった。とりあえず軽く腹に食べ物を入れてみると、昼食は魔界から睡魔を呼び起こし、社員にラリホーをかけた。抗魔力に自信があった社員だが、魔界の魔力は強い。そして目を閉じる。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で睡魔を抹殺した。

社員は徹夜を繰り返し死亡した。

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