第441話「休息期間だったということで」
午後四時の自室。
快適な環境を整えた若者が現れた。
ゲームは創作(一般人が想定する何かを生み出す行為を指す言葉。すなわちセックスも創作活動といえる)よりもずっと気楽に触れられるものであり、いくつものゲームハードが部屋の中に配置してある上、どれも即座に起動できる環境が構築されてしまうと、創作活動が放っておかれてしまうのはもはや必然と言っていいだろう。たとえ三百字、十五分で完成する作品であれど、それは例外ではなかった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で次回同人誌〆切までの日数を計算して伝えた。
創作活動が再開された。
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