第424話「勝利の光!ショットガン女子高生!」

午前六時の路地裏。

朝日が現れた。

ショットガン女子高生はブレードビームライフル女子高生の暴走を止めること(ショットガン女子高生が想定する町を救うために大事な行動を指す言葉。そう理解してはいた)よりもずっと別のことに意識が向いていた。彼女は力のぶつかり合いを楽しんでおり、他のことはどうだって良かった。ひたすらに相手を上回ろうと挑む、それこそがショットガン女子高生の真価にして本領であった。

そしてブレードビームライフルを持った女子高生が倒れ、とにかくすごい力を使い切って意識を手放した。

ショットガン女子高生の勝利を祝うように、朝日が路地を照らしていた。

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