第378話「本当に風邪なのか?風邪女子高生」

午後十一時のベッド。

頭痛に苦しむ女子高生が現れた。

女子高生は若者(一般人が想定する入社してそこまで長くない会社員を指す言葉。ゲームが好き)のときよりもずっと頭痛が酷くなっており、これはもしや風邪が原因ではないのではないかと考え始めていた。女子高生という存在の力に元は男であった風邪女子高生の器が耐えきれず、心身の崩壊が頭痛という形で発現しているのではないかと考えたのである。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でそういうわけではないと伝えた。

安心して風邪女子高生は亡くなった。

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