第376話「女子高生とチョコレート_全員」

午後三時の高等学校。

兵器を持った女子高生たちが茶室に集合した。

レールガン女子高生はなりきり女子高生が本気のチョコを一人に渡す世界(レールガン女子高生が想定するどこかの世界を指す言葉。存在する可能性)よりもずっと当初に覗き見た展開が良いと考えており、様々な可能性を閲覧したあとで元に戻した。なりきり女子高生が大きな箱を開くと、それぞれの女子高生が持つ武器の形をしたチョコが並んでおり、みんなで食べましょうと笑顔で言った。

そこでいきなり長いレールガンを持った女子高生がなりきり女子高生に近づいて、とにかくすごい勢いで抱擁した。

女子高生たちのバレンタイン会が始まった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る