第371話「女子高生とチョコレート_繰返(Reset_14)」

日付が変わる瞬間が引き伸ばされた時間領域の狭間。

レールガン女子高生が現れた。

分岐した世界は女子高生(一般人が想定する女子高校生を指す言葉。女子校の生徒ではない)よりもずっと数が多く、誰だってなりきり女子高生から本命チョコを貰える未来があるはずだったが、レールガン女子高生だけは本命チョコを受け取るわけにはいかなかった。受け取ったら最後、幸福のあまりいろいろなものを破壊してしまうことが目に見えていたからだ。とはいえ我慢の限界である。

いきなり長いレールガンを女子高生は取り出して、とにかくすごい攻撃でストレスを発散するかの如く時間を破壊した。

すべての出来事における時間が失われ、物語は時を繰り返すこととなった。

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