第365話「極寒の地にて」
午後五時の豪雪地帯。
降り積もった雪でできた壁が現れた。
壁は人(一般人が想定する一般人を指す言葉。女子高生ではない)よりもずっと高く、固く、厚く、視界を狭め、事故を引き起こし、町は大混乱である。例年通りならばそこまで高くはならないはずの壁が脅威となっているのは、冷気を操る女王が降臨しているからに他ならず、異世界からやってきたのでスノーダンプも知らないと主張している。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でスノーダンプについて教育した。
女王は異世界に逃げ去った。
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