第293話「悪そうな施設には悪そうな奴がいる」

午後七時の悪そうな施設。

悪のプロフェッサーが現れた。

悪のプロフェッサーは正義のプロフェッサー(一般人が想定できない存在を指す言葉。プロフェッサーはだいたい悪い顔をしているから)よりもずっと悪かったため、平和を乱すようなことを繰り返していたが、正義のプロフェッサーが平和維持に努めていたので世界情勢は拮抗していた。正義と悪はどの時代でも対立し、激突するのが定めであることは粘土板にも記載されている。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で施設の壁を花柄にした。

悪のプロフェッサーの優しさが三ポイント上昇した。

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