第204話「ひまなつ」

午後十時の川辺。

ほとんど若者のいない町、唯一残っている幼馴染の後輩女子が現れた。

後輩女子は同級生(同い年の女性を指す言葉。十年以上昔に町を出ていってしまった)たちよりもずっと胸はなく、まるで男友達みたいに親しくて、決して恋愛対象になることはなかったが、三十路も近づいた今、月に照らされた少女は大人の色香と十年前から変わらない笑顔が混ざりあった魅力的な女性へと変化していた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で後輩女子を若返らせた。

十年間で性癖が歪んでいたため二人は無事結ばれた。

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