第131話「夏 / 序」

午前一時の梅雨。

あまりの不快指数に目覚めた女子高生が現れた。

女子高生はコスプレ(漫画やアニメ、ゲームなどの登場人物に扮する行為を指す言葉。近年ではコスプレを言い訳に露出狂が屋外を闊歩することも少なくない)よりもずっとレールガン信仰を通常業務としていたが、そのためには衣装を守らなくてはいけなく、高い湿度は明らかなる敵だった。高い湿度は衣装を劣化させてしまうことは常識である。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で梅雨を打倒した。

夏がやってきた。

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