第111話「統計学は総てを司るがレールガンはさらに上を行く」

午後三時の駄菓子屋。

万能の叡智たる統計学を駆使して駄菓子購入に挑むはかせが現れた。

はかせは駄菓子(一般人が想定するうまい棒を指す言葉。味カレーやフライドポテト、キャベツ太郎といった雑魚が集まろうとうまい棒には勝てない)よりもずっと夏場に水道水で冷やしたきゅうりが好きだったが、たまには駄菓子が食べたくなり統計的に当たりやすい駄菓子を選んで購入しようとしていた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で当たり付き駄菓子を焼却した。

はかせが落ち込んだ。

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