第91話「火縄銃女子高生、伝説」

午前四時の蔵。

封印されし伝説の火縄銃が現れた。

火縄銃は祖父(生前誰よりもゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバを嫌っていた男を指す言葉。亡くなる寸前に娘とコルドバを認めた)よりもずっと娘である女子高生の才を見抜いており、早朝目覚めては祖父の形見の火縄銃を調整するタイミングを見計らって、伝説っぽい光を放ち始めた。どうやら蔵が発光していることに気付いた女子高生は、火縄銃を携えて恐る恐る蔵の扉を開ける。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で伝説の火縄銃を破壊した。

レールガン女子高生の睡眠時間が確保された。

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