のどかな農村
妄想発明家サカモ
第1話牛のマギー暴走
僕たち名も無き農村に住んでいる。そう親父は元兵士で女王の命令により農村開拓のリーダーだった。今こうして飯を食ってゆっくり暮らしていけるのは親父のおかげといっても良い
僕は牛小屋でいつもの掃除をしている
「うわーうしのふんクセー」
弟のレオナルドは「兄さん仕方ないよこれも仕事でしょ」
僕の名前はダビデ、親父の家業農村の一角にある農場を営んでいる
レオナルドは「早く終わらせてここから出ましょう兄さん」
ダビデ「わかってるって」
ダビデは「マギー」牛のことをそう呼んだ
「今日は我慢してくれよ」ここを掃除するのに牛をなだめるダビデ
レオナルドは箒(ほうき)を持って急いで牛のフンを処理するが、ほうきが牛のおしりに刺さってしまう
マギー「モーー」と泣いて策をぶっ壊して逃走してしまう
ダビデは「レオナルドなにやってるんだ」と叱る
レオナルドは悲しい声で「ごめんと兄さん手が滑った」と言い訳する
ダビデは「これはまずいな親父に叱られる早く捕まえて牛小屋に戻さないと」といい
急いで追いかけるのであった
牛はものすごい勢いで逃げるうちの農家はものすごく広く探すだけでも大変なのにだけどすぐにマギーの居場所がわかった。一匹だけ走り回っているからだ。
親父は羊を放牧して、羊たちに草を食わせている
親父は「何事だまた息子たちは何かしでかしたのか」といつものことだとのほほんとし羊たちを管理していた。
ダビデとレオナルドは「待てー」と牛のマギーを追いかけ回すこと一日半はかかった。
マギーは落ち着き鼻輪を引っ張り牛小屋へ連れ戻す二人、掃除のあとかたずけが終わると母親が「もうお昼よ」とサンドイッチを持ってきてた。親父にバスケットを渡す子供たちも急いで来てお昼をたしなむ。風が吹き親父のカーボーイの帽子が飛ぶ
親父「これはこれは暖かな春風と東南の潮風かな」
ダビデが「俺取ってくるよ」
親父は「ありがとうな」
レオナルドはむしゃくしゃサンドイッチを食っていた
母親は「急がない急がないたくさん作ってきてますよ」と笑顔でレオナルドに告げる
ダビデとレオナルドは昼食が終わるとでっかい木の下で寝っころがる
レオナルドは「兄さん今日はいい風だね」
ダビデは「そうだな春風と東南の潮風だな温かく強い」
レオナルドは夢を語りだす「僕はもっと勉強して世界を見てみたい」
ダビデは「俺だって世界を見たいさこんな農村で一生を終わらせたくは無い」
レオナルドは「でも父さんたちが開拓した農村を誰かが継がないと父さんたちがかわいそう」
ダビデは「それもそうだな」と考え込む。考えているうちにレオナルドの声が聞こえなくなり眠ってしまった。
レオナルドは「兄さん兄さん」声がどんどん小さくなり
気がついたら夕方だったレオナルドは先に家に帰ってしまった。
ダビデは「あーあーよく寝たな」といい家に帰った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます