第6話 ステータスその3

王女からもたらされた目安を見て俺は絶望した。




「ではセイヤ様の数値がいかに素晴らしいかがわかったところで他の方のステータスも確認させて頂きます。」



「じゃあ次は私ね!!(ペタッ)」


《ビカーー!!》


またさっきと同じか...。







名前 レイ=ミヤサキ


レベル 1

年齢 17

種族 人間

職業 聖女


HP 600/600

MP 1500/1500


物攻 200

物防 200

魔攻 1200

魔防 1000

スピード 100

運 500


魔法適正 火、水、土、風、光、聖


ユニークスキル 〔癒域LV1〕〔癒の理〕

スキル 〔火魔法LV1〕〔水魔法LV1〕〔土魔法LV1〕〔風魔法LV1〕〔光魔法LV1〕〔聖魔法LV1〕


称号 癒しの勇者 癒の理の使い手



あ、どのステータスも3桁あるんだ。あはははあはははあはははははは!!嫌だもう寝る。(現実逃避)




他の奴らのステータスはすぐにBランク冒険者になりうるステータスで、ユニーク持ちであると言っておく。





もう一度俺のステータスを見てみよう。なんか変わってるかもしれないしな!!




名前 ツネナリ=オオハシ


レベル 1

年齢 18

種族 人間

職業 剣士(3Rの使い手)


HP 50/50

MP 50/50


物攻 30

物防 20

魔攻 20

魔防 10

筋力 50

スピード 100

運 10(1000)


魔法適正 無し


(究極固有スキル《アルティメットユニークスキル》〔3R LV1〕 〔超鑑定 LV2〕)

ユニークスキル 無し

スキル 〔剣術LV3〕〔受け身LV2〕〔誘惑耐性LV1〕new!


称号 異世界転移者 (3Rを操りし者)

( ※ カッコ内は超鑑定のみ見えています。)



俺、運以外yoeeeee!!しかも超鑑定をもつ俺しか見れねーんだろ!!何これ、俺どうなんの!?3Rとか意味わかんねーし、もったいない心はいつもあったけどこれお掃除係にしかなんねーじゃん!!え!?あー!せっかくの非日常がァァァァ!!このまま出て行ったとして弱すぎてすぐ死んじまうよ!はぁ...。もう諦めるしかないのか...。



「最後の方、早く御触れください

。」


「あっ。はい、すみません。」


ああ...。俺の物語は終わりか...。(ペタッ!!)


(しーん)


せめて魔法の適正くらいあってくれよお!!




「......。この後ツネナリ様ここに残って頂けますか。」



ああ...おわった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る