ケンカ両成敗への応援コメント
最後一行の破壊力(*゚ロ゚)!
個人的には先生もうちょっと良い議論をしてあげられなかったのかと思ってしまう…主人公の疑問は論理的かつ哲学的なよい着眼点なのに、子供だからと舐めて疑問の真意を把握しようとせずに理想論を振りかざすだけで対等の議論をしようとしてないように見えてしまった。あまつさえ結局「主人公が悪い」に等しい結論で強制的に締めくくったことでクラスメートから孤立してしまった(と主人公は感じたに違いない)のは傷つくよね。。
先生の立場ではまず喧嘩当事者の二人のアフターケアのために彼等を解放してこの場を収めたかったのはわかるけれど、なぜ紛争を暴力で解決するのがいけないとされているのか、真剣に生徒一人一人に考えさせるのもよい勉強になっただろうになぁ。
…それで、
どうしてけんかはいけないの?
作者からの返信
短い作品に力の入ったコメントありがとうございます!
おおよそ、執筆の際に考えた思考の経路を正しくたどっていただいているみたいでうれしいです。
伝えたかったことが伝わらず、話し合いをしようとした結果悪者を押し付けられた悲しみが伝われば何よりです。
ケンカの是非自体は作品の主眼ではないので……(逃げ)
ケンカ両成敗への応援コメント
野益さんは喧嘩両成敗だと論理的に「喧嘩した方が良い」という判断に至るケースもあるということを言いたかったのだと思ったのですが……先生としては喧嘩した二人ともが悪い、とその場を収めようとしていたところ予想外の主人公の発言があり、その真意を掴めぬまま適当にあしらってしまった。激昂してしまったことを考えれば邪魔されたという意識があったのでしょうか。
確かに、日常での気づきというのは大事ですし、それを人と話し合い、深めることもまた必要なことですが、人はそれぞれ常にああしたい、こうしたいと思っている訳ですから、先生のしたいことと主人公のしたいことが噛み合わなかったのかな、と思いました。
作者からの返信
短い作品ですが、「他人が何を考えているのかを考えているときの頭の中」を描ければいいな、と思って書きました。
野益さんは自分が考えたこと全部を口に出せていないのと同様に、おそらく文章にもできていないと思います。心中で何を考えて、何を言いたかったのかを想像してくれると嬉しいなと、思いました。