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誰も知らない

小美結の中の闇


ここにいるのに

どこにもいないみたいな

曖昧な感覚 存在の意義 意味 理由


特に意味なんて無さそうな人生で

生き抜いた先に何が得られると言うのだろう


何も考えていない風に

これ以上 笑ったままでいるのは 疲れた

本当の小美結はそんなんじゃない

誰も知らない 小美結の奥深く 巣食う 闇


雪が溶けて消えるみたいに

闇に舞う雪 あの人の肩に乗れたなら


辛いよ



私はどこにも行けない

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