第1092話 『弦楽四重奏曲イ長調』 アリアーガ

 お久しぶりです、アリアーガ先生。(1806~1826)


 弦楽四重奏曲は、3曲あるようですが、何れも、1824年の作曲とされますような。


 モーツァルトさんの再来とか、スペインのモーツァルトさん。とか、大変に伝説的な存在になっておりますものの、真実があまり分からないようで、死因もはっきりしないようです。


 フランスで生活したとかですが、まだ、学習期であり、ロマン的というよりは、ハイドン先生寄りの、古典的な雰囲気が強いですが、たまに、ビックリするような仕掛けをしたりもあるような。


 しかし、ベートーベンさん、シューベルトさんと、同じ時期を生きた方ですから、つまり、19世紀であります。


 近代科学も、すでに発展しかけで、けっして、古すぎる時代ではありません。


 良く分からない背景には、どうやら、お父様の陰がありますような。


 お父様が、陰で活躍(暗躍)するのは、モーツァルトさんも、ベートーベンさんもそうです。


 ま、今も、早くから才能教育はあるらしいですけど。


 しかし、モーツァルトさまは、稀有な成功例でしょうし、ベートーベンさまのお父様も、かつての子供向けの伝記で言われたほどは、最初からひどい方でもなかったようなことも言われたり。破滅的なアルコール依存になったのは、少し後だったとの話もありますが、お祖父様亡きあと、息子に多大な期待を寄せて、厳しく教育はしたらしい。悪く言われるとしても、結果的には、大成功になったわけ。


 ひゆうまくんの、ぱぱみたいかな?


 アリアーガさまは、ネット上でも、情報は少ないようです。


 でも、このイ長調の作品。


 さわやか。気持ちよい。


 10代の少年にしては、やはり、あまりに出来すぎでありまして、惜しい方を、天は奪ったようです。


 聴いておりますのは、むかしの、コンサート・ホール・レーベルの出したCDであります。ジュネーブ弦楽四重奏団。(CHS 188)

 

 コンサート・ホール・レーベルは、アメリカ生まれの通販、廉価盤レコード販売会社で、一時期には、世界を席巻したものです。


 コマーシャルも、雑誌などで、良く見ました。


 しかし、やましんは、学生時代で、あまりお金もなく、ほとんど、関わりませんでした。


 いまでは、中古やさんで見るだけですが、中には名盤とされるものもありました。


 シューリヒトさま指揮の、ブルックナーさま、交響曲第7番とか。


 シベリウス先生大好きなやましんには、クリスチャン・ヴェヒトゥングさま指揮の『交響曲第2番』なんて、レアものもありました。


 たまに、部分的に復刻されることがあります。




 

□□□□□□□□□□ うつ 😞🌀 うつ ΔΔΔΔΔΔΔΔΔ◇◇◇


 

 

 


 

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