第1045話 『6つの即興曲 作品5』 シベリウス

 しべ先生のピアノ作品のうち、作品番号のある作品を、順番に見て行きましょう。


 な〰️〰️〰️〰️んて、えらそに言ったわりには、さっぱり続かないぞ。


 と、いうままなのも、もったいないので、多少前後しますが、アネット・サーヴァデイさま(読み方違うかも。)のCDの順で、作品5。


 こちらは、1893年の、夏か秋の作品とか。


 同じ年の夏ごろ書かれたらしい、『ピアノ・ソナタヘ長調』がたぶん先かもしれませんが。


 ① モデラート


 ② レント━ヴィヴァーチェ


 ③ モデラート、アラマルチア


 ④ アンダンティーノ


 ⑤ ヴィヴァーチェ


 ⑥ コモド


 の、6つです。


 全部で、15分ほどなので、リサイタルとかでも、全部やってもよし、アンコールピースにもよし。やましん、ピアノ弾けないので、難易度は度外視。


 聴いていただきますと、わかりますが、なかなか、良い旋律が並びます。


 モデラートは、シベリウス先生好きな方なら、聴いたことがあるなあ、と、思うはず。


 アンダンティーノも。


 でも、一番有名なのは、ヴィヴァーチェ、で、これは、単独でもよく演奏されますから、しべ先生好きは、良くご存知の作品。


 演奏は、かなり、難しそう。


 で、ちょっと、ややこしくなりますが、第5曲と第6曲をミックスしたうえ、弦楽合奏曲にしたバージョンがあります。


 さらに、第5曲だけを、弦楽合奏曲に編曲したバージョンも、残されております。


 また、元のピアノ曲は、さらに、もともと『嫉妬の夜』(1893年)という、メロドラマから引っ張ってきたということです。


 メロドラマと、いいますのは、普通日本の一般に思われるのと、ちょっと違いまして、朗読か、朗唱、が入った物語みたいな感じです。

 

 この作品の場合、ルネベリさまの、たいへんに長い詞に作曲したもので、ピアノトリオに、朗読と、ソプラノ、という形態です。


 録音は、BISの、シベリウス全集第9巻『室内楽Ⅱ』にあります。


 日本語訳は、ボックスセットになった解説書にあります。


 内容からしたら、割安かもしれませんが、引退後には買えなかったと、思います。マニア的ファンは、ご飯減らしても、買いたい。


 ま、どういう趣味もそうだと思いますが。


 とはいっても、自動車とか、バイクとか、そこらあたらに比べたら、お安いです。


 今狙うなら、余裕のあるかたはともかく、中古かなあ。


 一時的に、中古が、下がっていましたが、最近は、また、上がったよう?


 え、余談です。余計なお世話です。


 しかし、この、メロドラマ、美しい。


 ジェラシーは、美しいか………….......? 




 

◇◇◇◇◇◇◇◇  うつ  😭  うつ ◇◇◇◇◇◇◇◇

 

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