第985話 『交響曲第1番』 ブライアン
そもそも、『うつうつ』に入るかどうかさえ、判別不能な、かなり、不可思議な『交響曲』。
『ゴシック』と、呼ばれます。
この作品さまは、以前、登場していただいたことがあります。
とくに、やましんの関心をひいたのは、1928年に、アメリカで、コロムビアの主催で行われた、シューベルトさま没後100年のコンクールの応募作品だったこと。
そのときは、スウェーデンのアマチュア作曲家、アッテベリさまの『交響曲第6番』が、並みいるプロを押さえて、第1位になったのでありました。
この交響曲、初演は、なんと、作曲から、33年も経った、1961年。
このときは、アマチュア中心の陣容での演奏だっようで、プロによる初演は、1966年だと。
しかし、この作品は、100分以上演奏時間がかかり、巨大な管弦楽、声楽が必要で、簡単には演奏出来そうにないなあ。
それでも、録音はあります。
やましんの手元には、二種類あるだろうと思いますが、いま聴いたのは、マルコ・ポーロレーベルから出ていたもので、ナクソス盤も同じ演奏でしょう。
でかいとはいえ、比較的小さな部分の集合体みたいな感じですし、年寄りは、どうやら、あまり長くは感じない。(ほんとかい?)
こうした、巨大な交響曲には、もっと、メジャーな作品では、マーラー先生の『交響曲第3番』があります。
しかし、上には上があり、おなじ、イギリスの作曲家、ソラブジさまの交響曲は、さらに、長大らしいですが、聴きたいけど、聴く術が、なかなか、ない。
交響曲第2番のピアノ版では、5時間20分かかるんだとか。
ピアノ作品や、ピアノ版交響曲は、最近いくらか、録音があるようです。
まあ、ソラブジさまは、またいつか。
なおなお、ブライアンさまには、交響曲が、32曲あるそうです。
世間的な成功とは、ほとんど、縁がなかったようですが、それでも、援助してくれる方は、あったようです。
最近、ナクソス・レーベルから、交響曲の録音が、進められていました。(予算が立たず、聞いておりません。)
シベリウス先生を越える、ご長寿でありました。(96歳)
・・・・・・・・・・ うつ 😦 うつ ・・・・・・・・・・
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