第482話 『弦楽五重奏曲第2番』 メンデルスゾーン

 1845年の作品です。


 第二楽章が、超絶じゅわじゅわ。


 メンデ先生、このころ、疲れすぎて、静養中だったはずですが、作曲はしたわけです。


 そこは、天才さん。


 第一楽章も、他の楽章もそうですが、全体的に、暖かい、安定した豊かなハーモニーに満たされていて、第1ヴァイオリンさんが美味しいところは、かなり、食べちゃう感じはありますが、とくに、ポジション争いすることも、対立的になることもなく、終始安定感があり、安心して聴けるのが、大きな特徴。


 それは、メンデルスゾーン先生の音楽の、基本的なあり方なのかもしれませんが、精神的な安定を、しっかりといただける気がいたします、ありがた〰️〰️い作品です。


 ちょっと、通好みの感じの、いわゆる、大衆的人気曲ではないですが、ほっとな傑作。


 そこは、静養中の成果かも。


 ただ、なんだか、終楽章には、あら、なんか、聞いたことあるようなあ、こりゃ、歌ったことあるような、………なんだっけなあ……という、フレーズあり。


 思い出さないなあ。


 たしか、合唱曲だったような。


 歌心満載の終楽章です。



 

・・・・・・・・うつ  🐦  うつ・・・・・・・・・・・・・



 


 

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