第464話 『聖書ソナタ』 クーナウ

 ヨハン・クーナウ先生は、1660年のお生まれ。


 最後のルネサンス人との見方もあるらしいです。


 基本的には、ドイツバロック時代の作曲家、キーボード奏者。   


 聖トーマス教会のカントルの地位を得て活躍した方。


 後任は、なんと、大バッハ先生。


 1722年に、ライプツィヒで亡くなった。


 現在、残されてる作品で、一番有名なのは、この作品なんだそうです。


 旧約聖書のなかのおはなしを、音楽で描いたという作品です。


 1700年に出版。


 ビーバー先生の『ロザリオのソナタ』を思い起こしますが、ビーバー先生のほうが先です。

 

 ビーバー先生の曲は、ヴァイオリンの独奏曲ですが、こちらは、キーボードの作品。


 基本的には、ハープシコードの作品でありましょうけれど、やましんの聞いてるのは、ジョン・ブット(バット?)さまの演奏で、ハープシコード、クラヴィコード、オルガンを弾きわけています。


 全体は、六つのソナタからなりますが、表題が細かく、与えられているのでありますが、ビーバー先生の作品が、同じように表題があるけれど、すくなくとも、結果的には、必ずしも、すごく表題音楽的でもなさそうなのに比べて、はるかに、表題音楽的かな。


 ソナタ第1番は、『ダヴィデとゴリアテの戦い』であります。


 ゴリアテとくると、『ラピュタ』みたいですが、旧約聖書の『サムエル記』に出てくる巨人の兵士。身長2.9メートル。


 少年ダヴィデが投石機で放った石で意識不明となり、自分の剣で殺された。


 『ジャイアント・キリング』のたとえは、ここから出たとか。


  各ソナタは、さらに細分化されていますが、これは、その後の『ソナタ』も、多楽章であることが多いわけで、イメージ的には考え易いかな❔


 やましんのCDは、演奏だけですが、ナレーションが入ってるのもあり。


 それは、『ロザリオのソナタ』も、同様です。


 ナレーションは、日本語にしてください。




・・・・・・・・うつ 😇 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

補足


第二ソナタ『タヴィデの音楽に癒されたサウル』


第三ソナタ『ヤコブの結婚』


第四ソナタ『瀕死の重病を煩い、回復したセビキア王』


第五ソナタ『イスラエルを救える者ギデオン』


第六ソナタ『ヤコブの死と埋葬』

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


 

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