第375話 『交響曲第2番イ長調』 カリンニコフ

 20世紀も後半になって、『第1交響曲』が大ブレイクしてしまった、カリンニコフ先生(1866~1901)でありますが、『第2番』に関しては、いまひとつであります。


 しかし、パニック🌀😱状態も一段落し、『へー、そんなことがあったのかあ?』とおっしゃる新世代の方が多くなってきた今、改めてゆっくり聴いてみては、いかが?


(かつて、首都圏あたりのCD(レコード屋)さんは、スヴェトラーノフさま指揮の『カリンニコフ第1交響曲』を買いたいと押し掛ける方に、困ったらしいとか。ただし、仕掛人がいたに違いないぞ?やましんは、『はやり』、が大きらいなので、押し掛けなかた。ひとがいっぱいいるのは苦手だし。渋谷駅や新宿駅のホームなんて、思い浮かべるのもいや。秋の京都なんかも、もみじ🍁の葉っぱより、ひとが多い。そこいくと、房総の田舎は良いです。四国や九州の山奥になると、さらに神秘。山の高さが違う。やましんは、北海道と、沖縄は、行ったことないです。ひとがいない。ガソリンスタンドがない。焦ったことあり。文明は不便。ガス欠したら、みな、終わり。)


 もっとも、第1番に関しては、トスカニーニ大先生(1867~1957)の指揮による録音があったくらいですから、スヴェトラーノフ先生に限らなければ、聞けないわけでもなかったはず。


 やましんちで、いまかかってる、テオドレ・クチャルさまのCDもあった。


 良い演奏です。


 録音が新しい分、スヴェトラーノフさまの古い録音より、音質は良いです。


 しかし、そこが、クラシク音楽の難しいところなのであります。


 スヴェトラーノフさまのもつ、ある種のカリスマ性とか、『やっぱ、おらあ、スヴェトラさんが良いなあ!あの、最後の高揚感、オケのあの、弦のつや!ほかでは、ねーべなあ❗』


 と、言われますと、気になるし。


 ただ、やましんは、ぱぱ・ヤルヴィさまの録音が好きです。


 第2番は、1895年から97年にかけて書かれたようです。


 音楽のまとまり自体は、さすがに第1番より良い気がいたします。


 うっとりする旋律もあり、飽きさせない集中力もあり。


 あとは、すきずきでありますけどね。


 ポピュラリちぃの点で、第1番さんが、やや、リードか。



 ・・・・・・・うつ 🔥 🔥 うつ・・・・・・・・・・・・・


 



 


 

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