第254話 『ピアノ協奏曲第7番』 ジョン・フィールド
ジョン・フィールドさま(1782~1837)といえば、アイルランド出身で、特にロシアでの活躍が華々しかったかた。
なにより、『ノクターン』というピアノ曲の分野を開いた、ショパンさんの元祖のように言われることが有名ですが、実際に巷で聞く機会は、そう多くはないでしょう。
『ピアノ協奏曲』は、7曲あるようですが、こちらも、なおさら、お姿を見ないです。
ショパンさんは、自作のピアノ協奏曲が、フンメル先生の作品に似ていることを、かなり気になっさっていたようですが、似てるというならば、こちらのフィールドさまの作品だって、相当似ています。
1822年に、ご本人のソロで、モスクワで演奏され、さらに1832年のクリスマスには、パリで演奏されたとのこと。
なお、ショパンさんの2曲の『ピアノ協奏曲』は、パリに出る直前、1830年の作曲なので、パリでの演奏をショパンさんが聞いたかどうかわかりませんが、作曲よりも後。
ただ、ポーランドは、当時、ロシアの支配下で、情報はあったりしたかも?
このあたりは、やましんには、わかりません。
この協奏曲、たまに古典的な顔も見せますが、『おあ〰️〰️これは、ノクターンだあ!』と、いたく感激させられたり、ショパンさんのタッチにそっくりなフレーズもあったり、シューマンさんの交響曲のようなファンファーレが聞こえたり、なんだか、アイルランドの風景のような、やや淡い哀愁を見せたり(行ったことないけど)、まあ、多彩な音楽でありまして、これは、ほっといては、あまりに、もったいない良い音楽。
『第5番』もいい。こちらも、けっこうじゅわじゃわだったりします。
『第6番』の出だしも、カッコ、良い❗
CDなら、全曲聞けます。
やましんが聞いてるのは、Onyxというレーベルのかなり昔のCDですが、これが、オリジナルかどうか、わかりません。このお名前のレーベルは、名前は同じでも、なんだか、別の会社なのかしら、と、思わせるCDも最近あったりして、そこらあたりさっぱり、わからないです。
ネット見ると、シャンドス・レーベルからも全曲でています。
・・・・・・・うつ 😢😢😢 うつ・・・・・・・・・・・・・・
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