第88話 『ピアノ協奏曲第1番』 ウェーバー

 カール・マリア・フォン・ウェーバー先生の作品。


 第1楽章は、さわやかな朝のような音楽。


 誰からも好かれ、愛されるタイプです。


 第2楽章は、第1楽章の主題をなお生かしたらしき、やや霞んだ夕暮れのような音楽。


 でも、やましんのような、暗やみじゃなくて。


 第3楽章は、快活と憂うつが、同居して上手くやってる音楽。


 つまり、ロマンティック。


 最後は、きらきらしながら、終結します。


 あまり語られないけど、とても結構な音楽です。


 1810年の作曲。


 作品番号は、『11』。


 このかたも、若死にしたかたです。


 わずかに、39歳。


 天才だけど、お気の毒です。


 モーツアルト先生の奥様は、親戚筋に当たるのだとか。


 やましん、ちょっと体がつらいので、今回おしまい!

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