詩集 白き再生の空へ
仲仁へび(旧:離久)
01 終わりと再生の世界
長き時を生きたその世界は
疲弊し時が流れるままに枯れ果てる定めにあった
けれど、希望の羽が舞い落ちて
一羽の鳥が人々の肩へ舞い降りた
誰も世界を失いたくないと思っているのなら
今こそ 顔を上げて もう一度だけ戦おう
傷つくのは終わりにしよう 争い合うのも
終わりから再生へ
もう一度だけ あと一歩 ほんの少しだけ
顔を上げて 未来へ進もう
きっと 今日と違う明日が待っているから
長い間訪れ続けて来た昨日と
その日々の中で戦い続けて来た皆の思いが
世界を再び蘇らせる
希望の羽 舞い落ちて
一羽の鳥が再生の
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