17
「上」と書かれたメモの天地をひっくりかえして眺めていると、メモの記号がだんだんと、「下」という漢字に見えてきた。つまり暗号の表す数は、「16の下」の番号である「17」だろう。ぴよ影はそう考えてみた。――が、どうにも記号が「下」ではないような気がしてならない。
ひょっとしたらこの記号は、この部屋の台帳のように、何か物を数えるための記号なのかもしれない。ぴよ影はもう一度考えてみる事にした。
「火」の間へ戻る → 16へ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883288598/episodes/1177354054883288928
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます