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 今朝、卵掛川を出てから何も口にしていなかったぴよ影は、じっと食材を見つめていた。白と赤に綺麗に茹であがった美味しそうなタコ!! 思わずぴよ影は面頬を外して、口いっぱいに頬張った。プリプリとした食感が楽しく、噛めば噛むほど味が染み出てくる。実に美味しい!!


 ぴよ影は、もう一口、もう一口とつまみ食いを続けた。すると突然、ぴよ影は猛烈な眠気に襲われた。任務中に眠ってはいけない、と必死で耐えようとするぴよ影だったが、その瞼はとろんと落ちてしまい。すやすやと眠りに落ちてしまった。


 やがて、ぴよ影は見回りに来たヤマバト勘助に発見されてしまい、あっさりと捕えられた。


「ホホーッホッホッ。こうも続けてやすやすと眠り薬入りの罠に引っかかるとは、卵掛川のSHINOBIは腹ペコな奴ばかりだのう」


 牢へと閉じ込められたぴよ影とぴよ乃には、悔しそうにヤマバトを睨みつけることしかできなかった。


★ GAME OVER ★

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