ハッピーエンド
歌から出た話。
今回は、back numberの「ハッピーエンド」。
初回から飛ばすなぁ自分。
でもback number、いいよね。
ハッピーエンドって言いながら失恋の曲なんだね、これ。
「幸せになる終末」ではなくって、「幸せな終末」
どうすればいいピリオドを打てるのかってこと。
失恋の話を何か書こうと思ったけど、難しいね。
ドラマとかでよく、振られた相手が「ありがとう」って言うけれど
あれって「ありがとう」ってきれいな言葉で送り出して
せめてもの復讐と執着と、ほんのひとかけの愛情を
誰かのもとに行ってしまう相手の中に、自分を楔のように打ち込んで
忘れさせないように刻み付けたかったのかもしれない。
そんなことしたって救われないって、わかってる、けど。
どうやったって覆らない事実に、
勝手に理由を付けて
心の時間を止めて
だめになったものの欠片を見つめながら、ただ悲しみに浸っていればいい。
歌を聴くたびに、そう言われている気がしてくる。
若いころはただ、傷つけられた、って憤慨して
もう元に戻らないって、悲しんで落ち込んで
絶望なんて言葉、軽々しく使っちゃったりして何にも見えてなかった。
世界が、それだけしかなかったんだよね、きっと。
今考えてみると、なんだかおかしな話なんだけど。
恋に恋して、浮かされて焦がれていたからかもしれない。
なんて、湿っぽくなってごめん。
あぁでも、失恋の歌は男性の曲の方がせつないな。
抒情的。
それではまた次回。
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