第12話 12/01
14日目
12月か。
朝 里芋の煮たの 味噌汁 つけもの ごはん
歯磨き、髭剃りを事前にしておく、カミソリは完全に目詰まりしていて使いにくい。
先日の、刺し身職人さんが居ない、どうしてだろう。
作業療法、 レザークラフト続行、色ムラが出てしまった。
乖離の人をここで初めて見た。 ※乖離性人格障害・多重人格の人のこと
何人いるのかな、結婚してるみたいだけど。
とても物静かだった、と思ったら、帰る時には子供になっていた。
この人は、まだスイッチングのタイミングがわからないんだろうな。
友人に会う。嬉しい。
友人の車の助手席に座らせて貰った。
このままドライブでも〜と思ったが、そうはいかない、
治療中の身である。2時間ほど話す。
風呂に入る。さっぱりした。
開放病棟の風呂は、ちょっとした銭湯気分を味わえる。
一人だと尚更。
一名、発狂する。
エレベーターで運ばれているところを見ると、ああ三階なんだなと、
しみじみ思う、つぎは我が身、とならないように。
ケータイを返す前に、NHKの特番を見る。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます