第6話 11/25



8日目


クソ寒い、よく寝る。7時起床。


少し寝る、大見看護部長が一階に下りる旨を説明。

うれしい。 28日だったか、カウンセリングの関係があるのだろう。

もうしばらく閉鎖病棟生活は続く。


タバコ二本 、雨が降っている。

寒い。ユニクロのダウンが売れるわけだ。


慌ただしく風呂に入る。ピリピリムードが伝わってくる。しかしながら風呂は適温、気持ちが良い。


精神病院の風呂は軍隊形式、こいつは風呂は自分で入れるのに入りゃしない、

入らせるんだよ、とか後ろで言ってるのが怖い。

僕のことは名字で呼ぶのに、怖いな。


ロールシャハテストを受ける。

曖昧なものは嫌だ。


タバコ一本


億劫だ、少し寝る。


コンビニへの近道を教えて貰う。



文明を感じた。コンビニの入店音、騒がしい店内放送、フライヤー商品の

油の臭い!すべて、すべて、たった最近まで身近だったものが、

まるで10年前の事のように思える。


でも、僕は買ってはいけないように思った、悲しくて、

病院に帰ってコーヒーを買った。


インフルエンザの予防接種。


夕方、母が面談、 飴をもらう。唐揚げをもらう。


病院の夜は寂しいものだ、

動画を見て寝る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る