第30節

最後に生き残ったのは肘当てを砕かれ、腕を破壊された騎士だった。彼は盾を持っていた手に剣を持ち変え、ミーナに向かって突進した。しかし彼は反対の手を使った攻撃に慣れていなかったため、その剣はミーナの左の肩当に弾かれることとなった。

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