第16節

彼らは何の法も犯していなかったが、エリチョ4世は無慈悲な王として知られていた。彼らの中では”嫉妬王エリチョ”とからかい半分に呼ばれており、個人的感情から彼らを虐殺しようと考えてもなんら不思議はない人物だった。

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