強盗童話マテリアル/Garden of MillionDollars
冬春夏秋(とはるなつき)
はじめに
前書き
というわけでリンクを張りつつ。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154896373
さて、本編のあとがき……というわけではありませんが、最初にこの強盗童話にまつわる小さなお話を。
そもそもこの強盗童話、というものの発生は今から十年ちょっと前に
その当時、冬春は愛知県の某所に住んでおりまして。そこからワリと近いショッピングモールで買い物を済ませた帰りの車の中でのこと。
車内ではラジオを聴いていて、たまたま『オズの魔法使い』のミュージカルのことが流れていたんです。
その時に「あー、オズの魔法使いかー」って思いまして。困ったことに原作を読んだり映画を観たわけではなかったので、ざっくりとしたお話の概要しか本当はわかってなかったんですよね。
知っているのは四人の登場人物。それから、幼少の頃に持っていた傘。
柄に付いているボタンを押すとメロディーが流れる黄色い傘でした。たしか四曲くらい入っていて、その中に『虹をこえて』が入っていたのを覚えています。
などと信号待ちで色々なことを雑多に思いながら「特に書きたいものもないから、コレから引っ張って何か書くかー」となって、
安直にその四人。ドロシー、カカシ、ライオン、ブリキの兵隊――をモチーフに一本書こうってなって、
じゃあその四人は何をするのか、と考えて、
「……強盗……?」
と、今になってもどうしてそこに行きついたか本気でわかりませんが、ともかくそんな感じで帰宅後、ババーっと一本書き上げたモノが本編一話の骨子になりました。
それから、そのプロト版強盗童話……当時は何も考えず『OZ』とだけ付けた自分の作品に、ひとつだけコンセプトを乗っけて書きたい時に書いていた、というのが始まりです。
『自分の好きなものを、好きなだけ、好きなように書く』
そのコンセプトは『強盗童話』になっても変えずに当てはめ続けています。最後まで読んでくださった方は、冬春が何を好いているのかよくおわかりになったのではないでしょうか。
そして、困ったことにまだ詰め込みきれてないみたいで。なのでまた新しく書いてしまうのでしょう。完結とはなんだったのか。
さて。それまでの間を持たせる為、というわけでもないですが。興味のある方だけ、もう少しお付き合いくださいませ。
強盗童話の『設定集』みたいなもの。普段プロットも何も作らず、頭の中にある映像をただただ文字に起こしているだけなので、これも『書きおろし』ということになりますが。
『強盗童話マテリアル/
これより開幕いたします。
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