第47話

「それで」

と、アイちゃんは訊きます。

「どうして、あの2人に追われてるの?」




「うん、実は、かくかくしかじか……」

「ふうん、そうなんだ。

じゃあ、それ見せてみて」

 アイちゃんにそう言われたミーちゃんは、と、それを見せました。




『それはさながらV=400Km/hの速さで彼女にやってきた』




 それを読んで、アイちゃんは、こう感想を言った。

「なんか、難解めんどくさい感じ、すごくするね」

「ええ、そんなあ……」

 ミーちゃんは、この世の終焉おわりみたいな顔をする。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る