第23話

 アイちゃんと骨さんの会話

「ねえねえ、骨さん」

「うん、なんだい」

「例えば『本棚の1番上の本を取ろうとして、一生懸命に背伸びする美少女おんなのこ』がいるとして、萌える?」

「『踏み台とか椅子を使え』としか思わないね」

「ふうん、ところでさ」

「うん、なんだい?」

「戸棚の上にある『愉快な怪談』取ってきて」

「いや、首しかないのに、無理言うな」

 と、アイちゃんは骨さんを持つと、

「え、マジで、いやあああああ!」

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