第17話

 ある日のこと。

 帰ろうと、支度をしていると、見知った顔が近づいてきたので

「うん、しーちゃん、久々に会った気がするけど、それはともかく、どうかしたの?」

と、ボクは訊いた。




 しーちゃんは

『わたしは、エイリアンからこの星を守る、防衛隊ヒロインなのです』

という感じの、制服にヘンな帽子ヘルメットと、光線銃(おもちゃ)を常に持ってる娘だ。




「うん、実は相談したいことが……」

「○○がエイリアンだから、倒すのに協力してくれとかは、なしだよ」




「あの、そのう…、わたし

「へっ(・。・;」

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