キャラメ・藤堂平助~2~
よぉ!
どうした?
剣の稽古を俺に?
別に良いけどよ…
お前、充分強いだろ
まだ強くなりたいのか?
分かったよ、道場行こうぜ
ー道場ー
っし、とりあえず基本の型から見せてみろよ
(貴女が木刀を手に持ち構えると、平助が真剣に見つめる)
ふーん…
なるほどな、お前の欠点2つ見つけたぜ
結構隙がなさそうで中々良い構えなんだけど、
ちょい力入りすぎ。
少し腕楽にしてみろよ
そうっそんな感じ!
後、剣を持つ時は…
(そう言って平助が貴女の後ろへ回り手を重ねて)
こう、長めに持つと振りやす…
……っ!!
(途中で貴女の手に触れ体を密着させていた事に気付きバッと離れる)
悪いっ!
つい…
怒って、ねぇか…?
(貴女は勿論と頷く)
あー、良かった!
それにしても…
女のっつーか、お前の肌って柔らけーのな…
あっ!
いや、何でもねぇっ!!
とにかくっ、これで良くなったハズだから…
頑張れよなっ?
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